当館で人気の教育プログラムが、今回なんと!初めて外に飛び出して活動の幅を広げます。
実施期間は10月3日(日)~11月25日(木)、90分のオンライン形式で4回コースとなっている「ピカソみたいにやってみよう!ヨックモックミュージアム×スコップ」に、プロナビゲーターとして当館の教育普及担当学芸員 小幡佳奈子が登壇します。
コラボレーションするのは、電通、TBS、エデュソルと3社共同で設立した株式会社スコップが開発した小学生向けの次世代スクール「スコップ・スクール」さんです。
不確実な社会を自分らしく生き抜くために必要な「実践的創造力」を掘り起こし、お子様の自由な発想や多様性を大切に考える「スコップ・スクール」さんに共感し、学校では学べない実践的なプログラムを当館ならではの視点で共同開発いたしました。
新たな場で“創造することの楽しさ、自由に表現することの素晴らしさ”を一緒に体験することを楽しみにしております!
■概要
スコップ・スクール アート&デザインコース第4ターム
プログラム名:ピカソみたいにやってみよう!ヨックモックミュージアム×スコップ
実施期間:10月3日~11月25日 ※90分×4回
提供方法:オンライン
対象年齢 :(コースによる)「小学1~2年+保護者」のクラスと「小学3~6年」のクラスを用意
ピカソは、子どもの創造力をとても大切にしていました。このプログラムでは、ピカソを通してアートに触れ、鑑賞し、作品をつくります。そして、作品について感じたことを言葉にすることで、ピカソ、自分、仲間の作品の多様性に出会います。ピカソの作品を数多く所蔵する当館ならではの視点で、創造力を育むプログラムを共同開催いたします。
学びの狙い:
・ピカソという画家の生き方や作品を知り、想像力を働かせピカソの世界をイメージします。
・ピカソみたいに作品を作ってみることで、ピカソの創造力を感じます。
・「つくる」「鑑賞する」「発表する」ことで、自らの作品を見つめ、他者の作品から多様性に出会います。
受講についてのお問い合わせ info@schopschool.com
※受講にはスコップスクールの入会が必要となります。定員になり次第締め切りとなります。
■各回の概要と狙い
【第一回】
ピカソみたいにお皿に絵を描いてみよう!カミザラエザラ
ピカソが作った絵皿を鑑賞し、アクリル絵の具と色鉛筆で形を少しずつ増殖させながらデザインが出来上がっていく即興性を楽しみます。
【第二回】
ピカソみたいに、一本の線だけで絵を描いてみよう!
子どもの頃から手を動かしていつも何かを描いていたピカソを真似て、線だけで絵を描いてみよう!その線から創造力を引き出します。
【第三回】
一緒にピカソの絵を鑑賞してみよう!
対話型鑑賞というのをやってみます。絵の感じ方はみんな違うから面白いのです。ピカソはオイルパステルにも、とてもこだわっていました。オイルパステルの使い方を学びながらマチエールをつくります。
【第四回】
ピカソみたいに、キュビスムde自画像!
ピカソのキュビスムってなに?鏡片手に、いろんな角度で自分を眺め、いろんな表情を描いてみよう!知らない自分が発見できるかもしれませんよ。
■プロナビゲーター
ヨックモックミュージアム 学芸員 教育普及担当 小幡佳奈子(おばたかなこ)