ヨックモックミュージアム、 開館記念第四弾企画展「ピカソ いのちの讃歌」を監修した岡村多佳夫、町田つかさ両氏よる特別講演を2024年5月25日(土)に開催!
ヨックモックミュージアム開館記念展第4弾として開催中の「ピカソ いのちの讃歌」展の記念講演会を、本展監修者のお二人を講師として、開催します。
本展では、監修者として元東京造形大学教授でピカソやスペイン美術に関する多数の著書をお持ちの岡村多佳夫氏と、和泉市久保惣記念美術館の学芸員でピカソ研究の気鋭の若手研究者である町田つかさ氏のお二人を監修にお迎えし、ピカソのセラミック作品にあふれる「生命力」の根源となる、生きとし生けるものに対する深い愛情と共感を、さまざまなモティーフを手がかりに掘り下げています。
いのちがきらめくさまを見つめ、いのちの向こう側に輝くものまでも陶土の上に表現しようとしたピカソを、さらに一歩深く理解するために、スライドを交えたお話をしていただきます。当館初となる二人の講師による講演です。
■「ピカソ いのちの讃歌」展記念講演会
[日時]2024年5月25日(土) 17時開演 (16時30分開場)1時間程
[講師]岡村多佳夫(美術史家、本展監修者)氏
町田つかさ(和泉市久保惣記念美術館学芸員、本展監修者)氏
[会場]ヨックモックミュージアム 「カフェ ヴァローリス」
[定員]25名様(先着順) ※中学生以上
[参加費]3,500円(税込) 企画展入場券付
[申し込み期間]2024年4月23日(火)10時~5月22日(金)18時まで※定員になり次第締め切り
[申し込み方法](注)5月19~22日の期間お申し込みの方は期日が迫っておりますので、お電話(03-3486-8000)もいただければ幸いです。
1.(受付)電子メールinfo@yokumokumuseum.comにて、申し込みに必要な情報をご記入の上、ご連絡ください。
2.(必要情報)タイトルに「講演会申込」といれてください。本文に、以下の①~⑤をご記入ください。
①氏名②年代③性別④日中ご連絡の取れるお電話番号⑤ご連絡可能なメールアドレス
3.(完了)お申し込み後、3日以内に当館から確認のメールまたはファックスを差し上げますので、その記載に従ってご入金ください。ご入金をもって申し込み完了となります。
4.(最終確認)ご入金から3日以内に、当館から最終確認のメールまたはファックスを差し上げますので、講演会当日はその記載に従ってご来場ください。
・本講演会に関するお客様からのお問い合わせ(担当:富安)
・本講演会のお申込み状況に関するお問合せ(担当:長野、斎藤)
■「本展について」 (本展実施要項より)
ヨックモックミュージアムのコレクションをさまざまな視点からご紹介する展覧会の第4弾として、「ピカソ いのちの讃歌」展を開催いたします。元東京造形大学教授でピカソやスペイン美術に関する多数の著書をお持ちの岡村多佳夫氏と、和泉市久保惣記念美術館の学芸員でピカソ研究の気鋭の若手研究者である町田つかさ氏のお二人を監修にお迎えし、ピカソのセラミック作品にあふれる「生命力」の根源となる、生きとし生けるものに対する深い愛情と共感を、さまざまなモティーフを手がかりに掘り下げる展覧会です。
ピカソがセラミック作品の制作を本格的に始めたのは第二次世界大戦後のことでした。生まれ故郷のスペイン・マラガと地中海を共有する南フランスに活動の本拠地を移し、その制作にも新たな展開が加わったのです。
このセラミック作品の特徴のひとつに、ピカソ自身を取り巻いていたさまざまな生きもの、いのちの形を取り上げている点があります。ピカソが生きた時代には、2度の世界大戦をはじめとする、さまざまな理不尽な理由が原因で多くのいのちが失われました。死を畏れる気持ちを強く持つようになったピカソにとって、第二次世界大戦の終結は大きな喜びであり、いのちの勝利でもあったのでしょう。
本展は、それぞれ「ピカソと闘牛」「ラ・パロマ —鳩への思い—」「フクロウ ー豊かな瞳ー」「手のひらのいのち —海の生き物、虫、鳥—」「いのちを超えて、牧神パンとジャクリーヌ」と題した全5章で構成されます。
いのちがきらめくさまを見つめ、いのちの向こう側に輝くものまでも陶土の上に表現しようとした、ピカソの思いをご覧ください。
■監修者
岡村多佳夫 Takao OKAMURA
早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期修了退学。東京造形大学教授、東京造形大学附属美術館の初代館長などを歴任し、現在はフリーランスの美術史家、美術評論家として活躍。国際美術評論家連盟会員。専門はスペイン美術史および20世紀ヨーロッパ美術。『ピカソの陶芸』(パイ・インターナショナル、2014年)などの多くの著書のほか、『ダリ』(ロバート・ラドフォード著、岩波書店、2002年)などの翻訳書、企画展『彫刻の森美術館コレクション ピカソ』(彫刻の森美術館、2003年)などの展覧会監修を数多く手がける。また若手芸術家支援に尽力し、1996年より「岡村多佳夫企画展」を主催。
町田つかさ Tsukasa MACHIDA
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。早稲田大学會津八一記念博物館助手(学芸員)を経て、2013年より現職。専門はパブロ・ピカソ、特に第二次世界大戦以降の制作とその受容について。担当展覧会に、「ピカソと日本美術−線描の魅力−」(和泉市久保惣記念美術館、2017年)、論文に「ピカソ・日本・バルセロナ」『ピカソと人類の美術』(三元社、2020年)、「語るピカソ、語られるピカソ」(『作家ピカソ』展カタログ、Instituto Cervantes Tokio、2020年)など。第21回鹿島美術財団賞受賞(2014年)。
■開催中の企画展
展覧会名:「ピカソ いのちの讃歌」
会期:開催中~2024年9月23日(月)
詳細はこちらから https://yokumokumuseum.com/2790/
■参加規約をご確認いただき、同意の上でお申し込みください。
ヨックモックミュージアム主催講演会 参加規約
ヨックモックミュージアムが主催する講演会は本規約に則って開催します。参加の申し込みを送信した時点で本規約への同意があったものとします。
1 変更・中止と連絡
1-1. (中止・変更等)天候や天災、社会情勢、講師の急病等の理由、またはその他当館の判断によって、日時の変更や中止、あるいは内容の変更をする場合があります。
1-2. (連絡)開催日時の変更や中止、内容の変更が決定した場合は、規定の方法で速やかに連絡します。
2 参加申し込み手順
2-1. (優先申し込み)「友の会」会員のための優先予約期間を設けます。このため一般予約開始までに満席となる場合があります。
2-2. (受付)電子メールinfo@yokumokumuseum.com、またはファックス03-3486-8001にて、「事前に公開した申し込みに必要な情報」と「予約開始時刻以降のタイムスタンプ」が確認できたものから先着順にお申し込みを受け付けます。
2-3. (完了)お申し込み後、3日以内に当館から確認のメールまたはファックスを差し上げますので、その記載に従ってご入金ください。ご入金をもって申し込み完了となります。
2-4. (最終確認)ご入金から3日以内に、当館から最終確認のメールまたはファックスを差し上げますので、講演会当日はその記載に従ってご来場ください。
3 キャンセルポリシー
3-1. (返金)参加費入金によって申し込みが完了した後は、参加者都合によるキャンセル・返金はできません。当館の判断による変更・中止の際は、翌月末までに参加者の指定の口座に返金致します。
3-2. お申し込みからの過程において、当館の判断で今後、該当者の当館のイベント等への参加を制限する場合があります。
4 規約の改正
4-1. (改正)本規約は必要に応じて予告なく改正する場合があります。
以上